映画サロン vol.81 「エイリアン コヴェナント」(ネタバレ注意)

画像リドリー・スコット監督の名作、「エイリアン」に続くエピソード、「エイリアン コヴェナント」。見なければいけません。(笑)

それ以前に、実は「プロメテウス」の続編ということを認識していないと、この映画はまったく意味がわからない。映画を見る前に「プロメテウス」を復習しました。

映画サロンvol.56 「プロメテウス」

5年前の映画ですもん。もう内容忘れてますよ。(笑)同じくリドリー・スコット監督の作品。プロメテウスの内容をさらっと流すと、異星人が生物兵器を実験で作っている惑星があって、そこへ地球人がやってきて、エイリアンに襲われて全滅しそうになったけど、考古学者のエリザベス・ショウと、アンドロイドのデヴィドが生き残って、異星人の宇宙船を奪って、地球に帰還するのではなく、母星へ向かう・・・・というところで終わりました。

あれ?今気づきましたが、プロメテウスの主人公、エリザベス・ショウを演じたのは、ミレニアムの方のドラゴンタトゥの女、リスベットを演じたノオミ・ラパスだったんですね。忘れてました。



画像松本シネマライツ。久々に来ましたが、チケット購入が券売機に変わってました。まぁ、係りの人が応対するよりは、この方が早いですね。



















画像封切りから数日後のレイトショー。誰もいませんけど・・・・・(笑)私の後に数人。映画人口は少ないですね。


















画像真ん中で、バランスよく見える位置の座席を確保。ゆっくり映画を楽しみましょう。


冒頭、プロメテウスで出て来たアンドロイド、デヴィッドが作られた頃の映像が流れます。オリジナルの「エイリアン」の時から、アンドロイドに芽生える感情が欠かせない作品になってますね。今回の宇宙船はコヴェナント号。プロメテウス号の事故から10年後。プロメテウス号と同じく民間企業のウェイランド社が移住のために運用している宇宙船で、2000人のコールドスリープと、エヴァンゲリオンの使徒の卵のような胎児を乗せて、人類が居住できる惑星オリガエ6を目指していました。

アンドロイドのウォルターが、コヴェナント号の航行管理を1人で行なっていましたが、デブリによる損傷を受け、乗務員9名がコールドスリープから目覚めさせられます。電源を得るための太陽電池を修理、復旧はできましたが、その時に謎の電波を受信、その内容がカントリーロードのメロディでした。

その発信源は、航路から2週間くらいの距離にある惑星。本来の目的地であるオリガエ6まではまだ7年かかる距離です。船長はコールドスリープの不具合で亡くなってしまったため、次点のオラムが新船長として、この惑星の調査を決断します。主人公のダニエルズは、コールドスリープの2000人の生命を危険にさらす行為だと反対しますが、多数決で決定。ダニエルズ・・・・「エイリアン」のシガニー・ウィーパーに似た感じで・・・・あの、エリザベス・ショウも同じでしたが、エイリアンシリーズ、あまり若くなく、美人でもない女性が主人公ですよね。まぁ、その方がリアリティがあるのかもしれません。

地球から離れたこんな惑星になぜ「カントリーロード」を歌う可能性・・・・地球人がいるのか・・・・惑星に降り立つと、地球によく似た環境。植物は生い茂っているが、生物がまったくいない。電波の発信源・・・・巨大な宇宙船を発見。「プロメテウス」のエンディングで、エリザベス・ショウ博士が奪って、「母星へ向かうのよ!」と乗って行った異星人の宇宙船である。

その宇宙船の中で、10年前に行方不明になっていたプロメテウスのエリザベス博士の写真を見つける。電波を発信していたのは彼女だった。惑星を探査するうちに体調不良を訴える乗組員。探査艇に戻り治療を施すが原因不明。やがて背中をつきやぶり、白いエイリアンの幼生が誕生。暴れまくって探査艇は爆発。

逃げ惑うダニエルズ達を助けたのは、エリザベスと脱出したアンドロイドのデヴィッドだった。ウォルターとデヴィッドは全くそっくりのアンドロイド。ウォルターの方が後期型なので、改良されてるということでしたが。

デヴィッドの説明では、エリザベスはこの星に着いた時に死んでしまった・・・ここは生物兵器エイリアンを開発したエンジニアと呼ばれる異星人の母星で、その生物兵器を使って地球やその他の星を滅ぼそうと企んでいることを知ったので、逆にその生物兵器を使ってエンジニア達を滅ぼしたとのことだった。

この生物兵器・・・・最初は黒い液体の中でミミズみたいなのが蠢いてる感じで・・・・この黒い液体や、粉末からも体内に侵入し、遺伝子レベルで感染する。プロメテウスでは、エンジニアの1人がこの黒い液体を飲み、滝壺に落ちて身体がボロボロに侵食されて、そのエイリアンの素が川の水に混ざって、その星に広がって行くという描写があったが・・・・それを食い止める手段は考えてなかったのか?自らが滅ぼされる結果になってしまっている。

エイリアン・コヴェナント・・・・実はストーリーがオリジナルの「エイリアン」と似ている。どうも最近の映画の作り方はこのパターンでしょうか。スターウォーズもそうでしたね。まさか、来週封切りの「ブレードランナー2049」もそうだったりしないよね?

エイリアンの繁殖の仕方は、卵の中からフェイスハガーが出て来て人間に取り付き、体内に卵を産み付け一旦死に、体内の卵が幼生に成長し、胸や背中を突き破ってエイリアンへと成長する。実はこれを作り出したのが、デヴィッドだった・・・・というのが、この「エイリアン・コヴェナント」の最大のポイントなのである。この星に着いた時に死んだとされたエリザベス・ショウは、実はデヴィッドの人体実験に使われていた。人間の遺伝子がエリアンの素に組み込まれ、完全体になっていたのである。

ダニエルズ・・・・アンドロイドのウォルターとともに、デヴィッドの悪行を見破り、撃退し軌道上で待機する宇宙船に戻りますが・・・・1匹エイリアンが潜んでいました。辛くもこのエイリアンを退治し、無事、宇宙船コヴェナント号は、コールドスリープ2000人とともに、本来の目的地、オリガエ6を目指しますが・・・・・コールドスリープにつく間際、ダニエルズに話しかけるウォルターは・・・・・実はデヴィッドだった・・・・いつ入れ替わった?死んだはずじゃなかったか?もう一回見たいですけど・・・・・コールドスリープの2000人と胎児を使って、デヴィッドがまた人体実験を繰り返し、エイリアンを繁殖させる・・・・・不敵な笑みに恐怖が感じられるエンディングで終わりました。

映画としては・・・・開始から3分の2くらいは退屈です。そんなに恐怖も感じない。オリジナルの「エイリアン」は越えられてませんね。なんとなくもう予測がついてしまいますもんね。それで恐怖が薄れてしまうんでしょうねぇ。しょうがないです。総合評価は65点。

画像3部作の最後は、2018年公開の予定です。タイトルは「エイリアン・アウェイニング」だそうです。時系列的にオリジナルの「エイリアン」の前にあたるので、若きリプリーでも出てくればいいかなぁと思いますが、オリジナルとの矛盾も出てきますので、無理かなぁ。まぁ、次回作を待ちましょう。

レイトショーを見終わったら、夜中の12時前でした。映画館の外に出て、タバコを吸っていたら・・・・何やら壁の方に動く気配を感じました。
















画像
う、うわー!・・・・・なんだ。カメムシか。(汗)

予測できたのでつまらなかったと言いつつ、潜在意識の中にエイリアンの恐怖がすりこまれていたことを改めて認識しました。映画ってすごいですね。

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